アクティブプロティクションを解除する方法
ThinkPadのHDDの保護する機能の一つアクティブプロティくションシステムがあります。
これは説明すると、HDDはもともと衝撃に弱い仕組みで構成されています。
HDD内部には1分間に7200回転、あるいは5400回転と非常に高速に回転するディスクが組み込まれていますが、
このディスクに書き込まれたデータは、「磁気ヘッド」が非接触状態で読み込むのだが、ディスクと磁気ヘッドの隙間は現行製品だと数マイクロメートル(1ミリの1000分)しかありません。
これはタバコの煙より狭い隙間ということになります。
つまりこれが回転中の衝撃のケースではかなり高い確率で破損、もしくは潜伏破損する可能性があります。
ThinkPadにはこのHDDを保護する外部的なパーツがありますが、
内部的な保護機能としてアクティブプロティくションシステムというものがあります。
これはコチラで詳しく説明しています。
ThinkPad流HDD保護術とは??
これは加速度センサーによりThinkPadに落下などの通常の使用ではありえないスピードが出た場合、これを察知し、
自動的に磁気ヘッドを格納場所へ避難させるというものです。
この機能を解除する方法
ではこの機能を解除してみます。
まずコントロールパネルを開き、大きいアイコン表示をします。

その後、レノボHDDプロティクションをクリックします。
するとこちらのハードディスク・アクティブプロティクション・システムのプロパティ画面になるので、

この中間の設定タブをクリックします。

この画面になるのでまずアクティブ・プロテクション・システムを有効にする(E)のチェックを外します。
その後適応ボタンを押せばOKです。
初期設定時はこれがOFFになっているので注意が必要です。
これで使い訳が出来ます。