停電時に対する注意点
東北関東大震災の影響により東京電力が地域ごとに順番に電力を止める計画停電を開始しました。
また16日以降は東北電力管轄の4件で開始する予定です。
停電時にパソコンは極めて弱く、家庭や、オフィスでの使用に制限がかかります。
まずこういったときにバッテリーを保持しないデスクトップパソコンは全く無意味なものへと変貌します。
ノートパソコンのありがたみを改めて感じることができますね。
そこで停電になる場合の一番まずいパターンは正しいシャットダウンができずに電源を切断した場合。
パソコンのハードウェアやソフトウェアはきちんと終了しないと、システム上の故障を起こす可能性が出てきます。
この場合の故障は結構データ損傷の深刻な故障のパターンが多いのも特徴です。
万が一の時はリカバリを行えば動作自体は元に戻りますが、その際データは全て消滅し、復元しようものなら莫大な時間がかかります。
メール、写真、音楽、動画、書類、アプリケーションは消滅してしまいますので、この時はバックアップしていないと
全消滅は本当に何も起こる気がしなくなるので、全消滅は避けたいところです。
なのでデスクトップの使用者は余裕を持って電源を切っておきたいところですね。
ThinkPadの場合は、充電がタスクバーにて表示されるので分かりやすいのが特徴です。
大体今どのくらいの使用が可能かわかるので、電源切れは抑えることが出来ます。さらに普段持ち歩きが多い人は
大体現時点での充電量の持ちが体で分かっているのでこの心配は特に必要ありません。
ですが、ThinkPadの場合、3セルや4セルバッテリーの使用時は普通に使用しても一時間程度なのがネックです。
なので万が一を考えてバッテリー駆動は予備と考えた方がいいです。
そして万が一の場合は、素早くスリープモードにするのがオススメです。
通常の設定時はノートパソコンを閉じれば自動スリープになるので問題ありませんが、設定されている人は注意です。
このスリープモードは、充電満タン時に1週間近くもつので、停電時の3時間程度ならまず問題ありません。
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